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2015年11月15日日曜日

私にできること

ここのところ、とても悲しい痛ましい事件が続いていますね。

そんな事件の報道を見て、私が感じていることをお話ししたいと思います。




悲しみや苦しみや

それらの感情が沸き起こったその時に

きちんと感じて(ごまかさずに、恐れずに)

そしてそのことを誰か他の人、

心からその人に耳を傾けてくれる人に

信頼して話すということ。



そういうことが必要なのではないか

と私は思います。



悲しみや苦しみや恐れを感じた時に

きちんと

「悲しいよ!」「苦しいよ!」と

泣いてもいいし、叫んでもいいから、

その思いを気が済むまで

しっかりと出し切ること。


そのことをその時にきちんとしておかないと、

後になって、時間差でその感情が

うわーっとやってきて

その人をじんわりと長く

意外にもとても長い間

苦しめると思うのです。


そして、あまりにも長く

その人が悲しんで苦しんでしまうと

その後にやがて

新たな感情「憎しみ」や「恨み」を

生み出してしまうのでないでしょうか。


そのようなことを、

この一連のテロ事件の報道を見て感じています。


「悲しみ」や「苦しみ」が

新たな「憎しみ」や「恨み」を生み出す…

というようなことが起きませんように!



何か私にできることは…



今、私ができることは、ただ祈ること。


そして、まずは自分の身近にいる人々の

「悲しみ」や「苦しみ」があった時に

そのことに、その人に、

心を寄せて、耳を傾けて、

その人の心が落ち着くまで、静まるまで

そばにいてあげたい

と思います。


そのようなことができるセラピストに

なりたい…と

思うようになってきました。